ファイバーアーティスト。イベントオーガナイザー。1990年よりクラブのデコレーションを皮切りに制作活動を開始。2000年に異性結婚したパートナーは結婚18年目にアメリカで性別変更を行ったが、日本では同性婚が認められていないため、今も日本の住民票では「男性」のまま。そのため結婚したまま性別変更できる様、現在国を提訴している。2人の間には3人の子供がいる。2019年よりトランス女性をサポートするため、多様性とフェミニズムを掲げたクラブイベント「WAIFU」を立ち上げる。その後、セックスポジティブでオープンマインドなレイブ「SLICK」、アンダーグラウンドカルチャーにおけるZ世代のクリエイター育成イベント「ZØ (zero)」などを主催。2021年より妻と妻のパートナーの3人でアートコレクティブ「MOM」を結成し、「家族の在り方」を作品として発表している。
スピーカー: 百瀬文、斎藤玲児、 金川晋吾 / 聞き手: もりたみどり。NYのクイア・ポリアモニーコミュニティを題材にしたJessica Dunn Rovinelliの映画『So Pretty』の上映後トークとして、アーティストの百瀬文、斎藤玲児、 金川晋吾の3人を招いたラウンドテーブル。ラディカルな家族の在り方、コミュニティとして機能する家族の可能性について、家族として共に過ごしている3人の生活を軸に展開する。同時に各自の作品紹介を交えながら、アーティストとしての実践と生活がどう接続するのかを考える。聞き手にはトランス女性の妻を持つ美術家でパーティーオーガナイザーのもりたみどりを呼び、3人の生活について率直に質問を投げかけてもらう。
もりたみどりの家族をフィーチャーした映画「私たちの家族」も12、13日に元映画館で上映します。