ドキュメンタリーアクティング。古典舞踊から得た筒(つつ)という身体感覚を手がかりに、演技と都市空間を用いたプロジェクトを展開する。渦中の人として存在し直すことで、与えられる物語との適切な距離を探る。
2022年7月30日、ドキュメンタリー作家・久保田徹がヤンゴン(ミャンマー)で拘束されて以降、友人らが即時の解放を求め続けている。正直、この件まで現地状況を知らなかった。一緒に暮らしていながら、なぜそこまでするのかもわからなかった。でも彼は突然変異なんかじゃなく、おんなじように苦悩していた。部外者の自分が..功名心なのかこれ..コロナで渡航が難しくて..でも不可能ではなくて..「こんな状況なのに、パーティに行っていいのかな?」「うん。行ったらいい。」他人のために自分の人権を侵害する必要もない。ならばなぜ、私たちは外に向かっていくのか。身の回りでもクソ大変なのに。たぶん、愛の話。