2018年代々木公園を拠点に、2021年クラブなどで展示企画スタート。いろんなコミュニティが交わる場zinepicnic partyをゆったり運営している。東京芸術大学油画学部在籍。コミュニティ問わず個人が作れる可能性を作り拡張していくこと人と人を繋げてその先について考える事がベースとしてある。2018年当初は自分が芸大生というところから美大芸大コミュニティからスタートし、野外展示というホワイトキューブなど美術にある制度批判のもと始めた。Instagramの繋がりから国内外問わずアーティストの展示を企画してきた。コロナ禍によりクローズドな情勢から遊びに行っていたいろんな人が集うクラブなどで展示を企画し現在へ…
美術史を参照すると、美術というものが権威主義と密接に関わりあって形成されてきたメディアであり、デュシャン以降の現代美術と呼ばれるものですら、やはり権威や資本主義とは切っても切り離せないものであるという現実がある。それに対して、クラブの歴史はかなり短く100年も経っていない。マジョリティや権威へのカウンターとして、階級、人種差別社会のシェルターとして、LGBTQコミュニティから生まれたダンスミュージックを扱うクラブカルチャーと、権威主義的な歴史を持つ美術の越境は可能なのだろうか?東京藝術大学に在籍中 / 在籍していた美術教育の背景を持ちながら、クラブカルチャーと密接に制作を続けてきた3人のアーティストが越境の参照点となる作家を紹介しながら、自身の作品について語る。